人生2度めの100円ショップで買った爪磨きの性能がヤバすぎて全俺が泣いた

概要
100円ショップは進化しているのか?
自慢じゃないが、過去に100円ショップへ行ったことはただの一度しかない。
今日、免許更新の講習ついでにふいに思い立って、なんとはなしに寄ってみたのだが、まーなんともいえない空間だね。個人的には興味を惹くものはほとんど見つからなかったとはいえ、あらかじめ買うものを決めていたり目的を持って行くぶんには、それなりに便利なところなのだろうとは思う。
よっしゃ、ひやかして帰るかな、と思った矢先、なにやらひときわ後光が差している商品を発見。
( ・ω・)(そういや100均のコスメグッズは使えるとか)
何を隠そう、いや本当は隠すべきなのだろうが、僕はかつてネタでヴィジュアル系のメイクをして写メを撮り、ヴィジュアル系バンド大好きなロシア人のガールフレンドにLINEを通して見せたことがある。
ちなみにビジュアル系ではない。ヴィジュアル系である。そこのところを履き違えてはいけない。
とにかく、その過程で女性がメイクやネイルにやたらとこだわる理由がわかったというか、まあ単純におもしろさを感じるところがあって、だから今ではメイク用品だとかボディケア用品だとか、そういったものにもそこそこ興味があったりするのだよ。
それで「そういえば100円ショップのメイク道具のたぐいは、昔はろくなものがなかったが、今は案外とクオリティが高いらしいという話を聞いたことがあるな……」とふと思い出して、店内をウロウロしてみたところ、あるある!
見た目の悪い男性諸氏には近寄りがたいであろうコーナーが!
しかし僕はピンク色の少女漫画コーナーでさえ平気で突撃するさすがの男なので、さすがゴッグだ、なんともないぜ!
見せてもらおうか、100円爪磨きの性能とやらを
うだうだ言わずにこいつを見てくれ。こいつをどう思う?
手に入れたのはウォーターライトG.E.(株)という聞いたこともないメーカーの品。
3 Step Nail Care!
爪の細部も磨きやすい!
爪みがき立体タイプ! 新形状!
MADE IN CHINA
爪の細部も磨きやすい!(2度め)
持ちやすいスティックタイプ!
爪の長さや形を美しく整えられる!
磨くだけで透明マニキュアを塗ったようなツヤが出る!
お仕事などでマニキュアを使えない方にもおすすめ!
How to use it
The human whose name is written in this note shall die.
詳しくは画像を参照していただくとして、要するに三種類のヤスリがついていて、1番が爪の形を整える用、2番が表面の凹凸を取ってなめらかな下地を作る用、3番がさらに細かく研磨して光沢を出す用となっているようだ。
使い方はこの順番通りにやればいいようだが、1番は普通によく削れるので、表面を磨くとヤヴァイことになる。ただ男なら一度はミスってみるべきだ!
各々撮影したものがこちら。順を追って見てみよう。
例のブツ。うへへ……削っちゃうぞおぉ~
1. 1番のヤスリで爪の形を整える
まずこちらは仕事と筋トレでくたびれた手で申し訳ないが、1番で形を整えただけの状態。
誰がどう見ても爪に光沢はない状態。薄皮をカットするツールも買っときゃよかったと一瞬虚空を眺める。
2. 2番のヤスリでおもむろに表面をならす
こいつを使ってガッシュ! ガッシュ!
そしておもむろに2番を爪の表面に当ててガシガシこする。
写真がちょっとぼやけてしまったが、こちらが2番で処理したあとのもの。
すでに少し光沢が出ているのがわかる。
3. 3番のヤスリで死ぬほど磨き上げる
そしてフィニッシュ!
若干光度が低くなってしまったせいか輝きがわかりづらいが、実際には三本ともとぅるっとぅるに輝いている。
この写真では人差し指を見てもらえば感じがわかりやすいかと思う。
4. (゚д゚)ウマー
そして最後の工程、これが一番重要だ。心して聞け。
まず仕上がりを見て、微笑みを浮かべよう(?)
そして某通販番組の神ことマーフィー岡田よろしく、
「見て、見て、見て見て見て見て」
「ピッカアァァァ!!」
と思わず口に出してニヤニヤしようねっ!
なるほど、これは意外だ……もろいけどな!
これが100円か、なかなか使えるジャマイカ!
しかし、問題点はすぐに見つかった。
これはプラの棒にヤスリ付きの柔らかいスチロール樹脂を貼り付けてあるだけなので、うっかり爪の角などで横からえぐるようにやってしまうと、ビリッとばかりに破けてしまう。
2番にせよ3番にせよ、比較的強くかつ根気強くこする必要があるので、勢いあまって滑って破れてしまうと、ちょっと残念な気持ちになることうけあいだ。
まっ、些細なことだし、100円だし、使い捨て感覚でもいいかもしれないね。
100円ショップかあ(遠い目)
うなわけで、意外にもコストパフォーマンスにすぐれた品であることがわかった。
ことさらコスメグッズや爪のお手入れなど、そういった商品は予想以上に使えるものがまだ埋もれているかもしれない。
ちなみにコンシーラーとつけまも買った。
コンシーラーは、ボカァ目の下の熊のプーさんがひどいため、使いどころは結構あると思う。
つけまつげはまず使うことはないだろうが、いずれふたたびネタをやるときのために用意。
ちなみにファンデやシャドーやライナーは、かつて買ったものがまだ元気な姿で残っているので不要なのだが、そういう商品も見た感じ質は悪くなさそうだったな。
ただ、やはり専門に扱っているようなところとくらべると圧倒的に品数が少ないので、いろいろ試すのには向かない。
僕はこれまでどおりあまり行く機会はなさそうだが、たまにふらっと寄ってみるとおもしろいものが見つかるかもしれない。
「ピーッカァァ!!」