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FXを8年やって到達した境地 トレンドフォロー戦略の具体的テクニック

   


はじめに

これまで僕はいわゆるFX、外国為替証拠金取引を長いあいだ続けてきた。

今となっては懐かしいが、ネット上の情報に惑わされて損切りをタイトにすることが大事だとか、大きく儲けるには逆張りがいいだとか、テクニカルやファンダで勝てるとか、長期保持でスワップで儲かるとか、レバレッジは抑えたほうがよいとか、そういったことを知るたびに検証しては実験してうまくいかず、検証しては……を繰り返して、だいぶ時間を無駄にした。

ま~本当に嘘八百ならべやがってダンカンこのやろうと思う。

いや、一応これらのなかにもそれなりに正しいものもあるんだ。しかし、こうしたことを守っていれば儲かるかというと、ことはそれほど簡単ではなかった。

ただ、こうした過程で無駄な知識や時間の浪費はあったが、あまり金は無駄にはならなかった。なぜなら僕はかなり初期の段階でMT4を使っていて、検証は主にバックテスト(過去のチャートを用いた自動的な仮想取引のようなもの)で行うことができたからだ。

なお、ここでは超初心者のかた向けには書いていません。もしわからない単語が出てきたら自分でググってください。まあぶっちゃけた話、そんな専門用語なぞ覚える価値は全くないと思うが……

悲しい現実、必殺技は存在しない

はっきり言って、僕はあらゆるテクニカル(最も有名なのが移動平均線、あるいはMACD、RSI、ボリンジャーバンド、平均足、ただのローソク足ももともとはテクニカルだ)を試したと思う。しかもほとんど全ての時間足で、かつ十年間など可能なかぎり過去に遡って検証してきた。むろん、パラメータやスプレッドも広い範囲で総当りを行った。

それに飽きたらず、いわゆるインジケータ(要は海外でのテクニカルの別の呼び方)を探し始め、海外サイトをめぐり、見つけては試し見つけては試し……これもずいぶん長いあいだ続いたと思う。

さらに自分でExpert Advisorという、まあ自動的に取引を行うためのプログラムを山ほど組んできた。手に入れた外部インジケータを取引の基準として使ってみたり、指標発表を参照してみたり、ポジションの保有時間で決済を決めてみたり、僕に考えられることであれば何でも作った。その組み合わせは莫大なもので、それもそのはず、インジケータは世界中の人が開発しているため、ほとんど際限がない。

そうやって、血反吐を吐くほど、血尿が出るほど、気が変になるくらい検証してきた

そして長い時間を経て、ようやく確信したのだ

完全に時間を無駄にしたと。

しかし、まあもちろんそういった背景があるからこそ、現在それなりに利益を上げられるようになれたともいえるんだが、個人的には本来やらなくてもよかった作業だと思う。

為替市場をボコにする必殺技は存在しないというそれだけの結論のために、膨大な労力が必要だった。

今から始める人はたぶんここを見てなどおるまいが、もしいたらあなたはラッキーだ。時間の節約ができる。

末端も末端に属する個人投資家がポンと考えつくような手法で勝てるなら、とっくの昔に市場は破壊され尽くしているはずだ。

インジやEAの中にはきわめて高度な最新の数学を用いて作られたものもあったが、期待に反して利益を生み出しはしなかった。逆にいえば、そこまでやっても利益が出ないのが為替市場だということだ。

「こうすれば簡単勝てる」系の話は全て嘘だ!

まったく簡単ではない。あらゆる投資先の中でも最も難しい部類に入ると思う(広く言われていることだが、じっさい投資というよりも投機の性質が濃い)。

もっとも、勘違いしてほしくないのは、株式やらファンドやら先物やらだったら簡単に儲かるということではない。

実はそれらも同じようにしてチャートのデータを引っ張ってきて検証したそれらも同じくらい困難だ

魔法は存在しなかったんだ(´;ω;`)

損切りの必要性に疑問を持つ……特にFXでは

検証中に気づいたことは、利益を上げているものは、どうもインジケータがどうのこうのではなく、むしろ資金管理に大きく依存しているようだということ。

事実、これまで検証した市場は全て、多額のお金を入金して、たとえばドル円が1ドル1円とか、1ドル300円になっても死なないレベルのポジションを持っておけば、長い時間がかかるかもしれないという前書きはつくものの、いずれは利益確定の機会がそれこそ何度でも訪れるようであった。

むろん、投資や投機をやる目的はお金儲けなわけだし、自分磨きしていい会社に入っていい給料もらって……という道でなく、取引市場という地獄に入ってきた以上、心のどこかに「短期間で莫大な利益を上げられたら最高」という考えは、誰でも多かれ少なかれあるはずだ。

だから、1000万を入金して高金利通貨を1000通貨だけ買って放置みたいな、そんな悠長なことやってられるかよというのが正直なところだ。

しかし、「利益になるまで待つ」という考え方は使えそうではあった。僕も初心者のころはいろいろなサイトで塩漬け厳禁、損切り絶対必要というありがた迷惑な教えに洗脳されていたが、この時点でようやく目が覚めた。

塩漬けは初心者や素人の悪あがきではない

考えたことはつまり、いわゆる塩漬けというのは、一般に言われるような損切りできないドシロウトの悪あがきではなく、むしろかなり攻撃的な、上級者向けのスタイルなんじゃなかろうかというわけだ。

最初に書いた資金管理というのは、ここらへんから出てきたことなんだ。

つまり、資金管理といっても、これは損切りが大事という意味ではない

むしろ、損切りラインをタイトにすると損切り貧乏であっさり死ぬことになる。ブローカーが値動きを操作するとか、スプレッドの猛烈な拡大とか、まあ理由は色々あるにしても、損小利大を狙って損切りラインを狭くしてしまうと、負けに次ぐ負けによって恐るべき勢いでお金が溶けていく。勝ち負けの確率を50パーと仮定したうえで、リスクリワードレシオを利:損=3:1など改善しても、やはりどんどん消えていくのだった。

あえて損切りしないというルールを試す

そこで、あえて損切りをしないというルール設定で検証したところ、古典的なテクニカルでもそれなりに利益を上げてしまうことがわかったのだ。

ただしオチというか危険性ももちろんあって、やはり取引を始める時期ややめる時期など、期間を変えると大抵はちらほら破産する時期があったりする

そうして出てきた考え方が、損切りなしで取引して、利益が上がったら決済して、もう二度と市場に戻ってこないという勝ち逃げ戦法だ。

負けてしまったら仕方がないので、資金を補填してまた最初から始める。

僕の検証したかぎりでは、ここで説明したような手法であれば、仮に一時的に破産したとしても、また当初と同等の金額で同じ方法を続ければ、破産したぶんを上回る金額を回収できる可能性は、いつの年代でも常にあって、しかも想像以上に高い割合であった。

資金を補填し、損切りせず、できるだけ安い値段で玉を増やしていき、利益になったら決済、ということを繰り返す。できるだけスワップの入る方向へ建玉する。

単純だが、それまでの検証では見られないような利益を叩きだしているのを見て、なんともいえない複雑な気持ちになった覚えがある。

そしてこのことが、業者側が強制的に決済するロスカットラインについて考えるきっかけになったのだった。

要するに、損切り貧乏で失う金額と、強制ロスカットで失う金額が概ね同じになるような取引手法であることさえわかれば、その方法においては損切りなどしないほうがよいということだ。

かくして神話に疑惑が出てきた

こうして僕は「ナンピン禁止、損切り絶対、低レバ絶対」という広く言われる神話に対して、完全に疑いの目を向けるにいたった。それで常識を否定するという方向でさらなる検証を始めた。

ちなみに、株式でも概ね同じような傾向にあったが、新興株は対象としていない。

ファンダメンタルズ分析も通用しない……特にFXでは

すでに述べたように、テクニカルは通用しないのだった。

じゃあファンダメンタルズ分析はどうかというと、それも通用しないのであった。

もっとも僕もファンダメンタルについてはプロではないので、ここでいちいち小難しい理論を振り回す気はない。

しかし、ソロスのマクロ戦略のように、一応効いているのかな? という例もあるにはあるが、それも唸るような資金があるという事実を加味すると、偶然の領域でも説明できるのではないかと疑ってしまう。

ちなみにマクロ戦略というのは、誤解されることを承知のうえでかなり乱暴に言ってしまうと、RSIがこれほど下がってるけど、実際の価格は全然下がっていないので、この差は近いうちに修正されるだろう、だから今のうちに売るというような戦略(ここでいうRSIが経済指標や悪い噂、価格が人々の動向、楽観視しているか悲観視しているか、といった感じ)。

世界情勢、経済状況、つまり景気、人口、雇用者数、所得格差、物価、金利などなどを調べてゆき、現在のトレンドの原因は何か、次のトレンドの材料は何になりそうか、その変動にどのような意味があるかを分析し、市場が本質的に割安か割高かを判断して投資するというもの。

実を言うと昔は一般の個人投資家におけるファンダメンタルズ分析もそれなりに通用するように見えるんだが、近年いわゆる金融政策に対して市場が疑心暗鬼に陥っているのか、金利引下げになっても価格が一向に下がらなかったり、あらゆる指標が大差なく落ち着いているのに大暴落して延々下がり続けたり、ちょっと大きな資金がなければ太刀打ちできないような相場が続いているんだ。

もちろん、こういうときには大抵、価格が下がらないのは別のポジティブな要因があるからだという後解釈がなされる。実はこういう問題が水面下にあって、それで機関投資家が投げたんだ、とかね。

市場参加者の中でも末端中の末端にいる個人投資家は、情報の入手がお話にならないほど遅すぎるというのも、ファンダメンタルズでうまくいかない大きな原因の一つだ。

市場の敵はすでに人間ではない

それに近年、市場を動かしているのは人間ではなくなってきた。つまり超絶高速で売買を行う公的のアルゴリズムだ。もちろん資金量も桁違いだから、個人投資家がこれを出し抜こうとしても、巻き込まれて八つ裂きにされて終わるのがオチだ。

しかもやつら、どうも未だにファンダメンタルを反映しておらず、無理やり「あるべき姿」へとチャートを作り上げている……と思う。実際はどうだかわからないよ。もしかしたら、自立学習型AI搭載とか、広い世の中にはそういうものもあるかもしれないからね。

やたらと綺麗なリズムで、値幅も丁寧にならされているような感じでずっと動いている相場を見たことがあるだろうが、それはおそらくアルゴリズムの働きのせいだ。

人間と勝負しているという勘違い

今の時代では、もはや為替市場も株式市場も、価格を動かしているのはアルゴリズムであるということ、それだけは確かなので、人間相手に戦っているという勘違いはとっとと捨て去ったほうがいい。アルゴはMT4のEAや証券会社の自動売買システムとは次元が違う。

我々が今見ている価格はすでに機械によって歪められていて、そこに大きな資金を投げると機械がその微妙な市場のゆらぎを検出して、これを吸収する方向に動かすのだ。

僕はそういうふうにチャートを見ているし、当然ファンダメンタルズ分析も通用しにくいだろうという予想はあるし、実際通用しにくい。

とりわけ短期売買で儲け続けることは、ほとんど絶望的なんじゃないかと思われる。しかしそれも、昔に言われていたようなノイズがどうこうという話ではない。

スワップ狙いは悪くないが、まずそんな暇はない

スワップが入る方向に建玉し、含み益になったポジションだけ適宜利確するという方法がある。ポジションと資金は定期的に積み増していく。さきほど書いた、そんな悠長なことやってられっかよ、という方法だ。

しかし、これ結構重要なことなんだよ。

ごく少数買って、含み益になったポジションだけ適宜利確する(決済理由は何でもよい)ということ自体は、方法論としてはまだましなほうなんだ。長期にわたって持っていることを前提で取引するなら、スワップは決して無視できない額にまで膨らんでくるからだ。

かつてキャリートレードというのがあって、それがまさに今言ったことに近いんだが、これをやっていた当時の多くの人は、2008年から2009年にかけてだいたい息絶えたという。

しかしながら、最悪より上の超最悪を想定して、絶対に死なないであろう比率を守ることを徹底厳守し、かつ定期的に資金を補填しながらポジションを増やしていくということをやっていれば(それができる精神力の持ち主ならば)、たとえあの時期であろうとも生き残っていられたに違いない。

一年間ほど含み損が拡大していたとしても、結局は戻ってきた(=生き残ったキャリートレーダーは大きな利益を手にした)という事実は、軽視してよいものではない。

我々が市場に参加する理由は「儲けるため」

我々は儲けるために市場に参加しているのであって、上手な取引を自慢してほめてもらうために参加しているわけではない

だからこの方法をとるのも、自分で検証して納得してからであれば、ありえないことでもない。

実際、この方法をとると、逆正弦定理の働きかどうかはしらないが、勝つときは笑えるほど勝ち続け、含み損なかなかなかなか解消されない(負けるときは負け続ける)傾向にある。

取引していたら勝っていたに違いないという状況がくるまで待ち、ぼちぼちこの方法でポジションを建てていくという方法もある。負けたら再び相場の観察に戻るとかね。

問題は利益になったときに冷静に撤退できるかどうか

しかし、こういった取引で重要な点としては、それこそ利益になったときに撤退することが全てだから、欲深く、極端な値動きにパニックを起こしやすい我々凡人がこれを完璧に運用するのは、難しいことだろうと思う(ちなみに、利確百人力などと言って我慢できず早く利確することは全然話が違う)。

だいたいどこかでポジションを無駄に増やしてしまったり、あーだこーだと理由をつけてたぶんここまでは下がらないからと勝手に安値ラインを設定し、そこまで落ちても大丈夫なポジションの比率に変えてしまうとか(充分な値幅があれば可)、誘惑に負けてイレギュラーなことをして、気づいたら手遅れという状況になる。

こういった方法をとるのならばEAなどに自動で売買させるほうがいい。

実際、一時期の僕もそうやって運用していて(NZDJPYとTRYJPYをロングして積み上げていた)、それなりの利益を生んでくれたことは確かだが、こりゃあまりにも時間がかかるなと思って、今は資金の拘束をとき、損切りも行う積極的なトレンドフォローの戦略に移行した。

今言ったように長いあいだ資金が拘束されてしまうのもよろしくない。

ほかに効率の上がるよい方法があれば、それを選ぶのも悪くない。

指標で価格フォロー、アルゴに投げ縄をかけて牽引してもらう

なんだかんだで、今やっている僕の戦略はこうだ。

まずは画像を見ていただこう……といってもEAの変な名前だったり、重要な情報だったり、資金がしょぼくて恥ずかしかったり(まあ証拠金維持率とポジション数は一応見せるので、逆算すればバレるんだけどね)、逆指値を見せることで刈り取られるリスク0.001パーセントでも増やしたくないという理由で、部分的に赤色でマスクしてあるがな!(ㆀ˘・з・˘)

2016-07-08-USDJPY

これは今これを書いている2016年07月08日の9時40分ごろにSSを撮ったもの。

見てのとおりマイナス640円(笑)の含み損になっているが、この一、二時間前にはプラス8000円ほどの含み益になっていた(先月の24日には実に数分間で70万近い含み益となったが、戻りでほぼ消えた。とっても悔やまれる)。

はっきりいって含み損益に一喜一憂するのは精神的に疲れるだけなのでやめたほうがいい。自分にも言い聞かせている。

下の証拠金維持率を見てほしい。199.45パーセントとあるが、このようなハイリスクな水準は初心者にはおすすめできない(ちなみにOANDAでは100パーセントを切ると強制ロスカットとなる)。

ではなぜ僕はこれほど大きなポジションを持つことをEAに設定したかというと、僕の作ったEAではこれが過去取引において最も利益と損益、勝率と敗率、連勝率と連敗率、最大ドローダウンなどのバランスがよかったからなんだなあ。

何度もいうが、結局はそれなりのリスクをとらなければ儲からないのだ

あ、今4000円くらいの含み損になった(´・ω・`)

プログラムの仕組み

とにかく、プログラムの仕組みはこうだ。

  • ドル円オンリー、売りオンリー

まず対象通貨はドル円で、売りオンリーである。買い玉は検証の結果建玉しないことにした。ドル円では買いポジションが足を引っ張ることが多い。

  • MAを下回ったときだけポジる

そして、単純に移動平均線(MA。パラメータは直近一年間で最も良好なもの)を下回ったときだけポジションを持つ。別にテクニカルは何でもいいが、一般的な普通のMAを使用する。

  • ポジを次々に追加する(n回ごとに増量)

最大ポジション数は10で、10ピプス下がるごとにポジションを追加するが、このとき前のポジションに1000通貨追加したポジションを持つようになっている。

とどのつまりはピラミッディング万歳マン

つまりこれは僕の得意なピラミッディングで、正直なところ最終的に儲けを出せるのはナンピンではなくピラミッディングにあると思っている。

今まで調べてきた限り、ピラミッディングのEAはあまり作られていないようで、まともなものがなかったので、自分で作ったのだ。

一時期、ナンピンとピラミッディングは本質的に同じだと思っていたが、どうやらそれは間違っていたらしく、実際ちゃんと検証してみると明らかに違ったのだった。間違いはすみやかに認めて、理論よりも実践のパフォーマンスを向上させる努力のほうが重要だ。

で、この画像では上から下に向かって新しいポジションを建てている。数字を見ると、確かに0.04→0.05→0.06……と0.01lot(1000通貨)ごとに増えていっているのがわかるだろう。

2016-07-08-USDJPY-3

  • ロスカットラインは充分な距離をとる

ロスカットラインは充分に離れたところに置いている。個人的には200ピプスから300ピプス(2円から3円)くらい離すのが良好であると判断した。

最終的な総利益は800から1000ドル、総損失はマイナス800からマイナス1000ドルで今は設定されていて(定期的に見直す必要があると思う。資金に対する比率から決済することも試したが、バランスするのが難しく、固定したほうが平均的にうまくいく)、これで勝率は七割を超えている。リスクリワードレシオが1:1であるにもかかわらず、資金は着実に増えていっている。充分である。

  • ロスカットラインはトレールする

さらにこのロスカットラインはトレールする。これもやはり200ピプスから300ピプスで移動を始めるようにしてある。

勝てば唸る札束、逆行の損失はできるだけ小さく(期待)

この取引法で重要な点は、下がっているシーンでは問答無用で売りまくり上がっているシーンではできるだけポジションを減らすということだ。

見てのとおり最初に建てたポジションが一番小さいので、いきなり逆行されても損失は限定的となる。さらに逆行してMAを上抜いたとき、今度はポジションを持たなくなるので、この点でもリスクを抑えられる。

もちろん欠点もあって、最初のうちは順調に下げたが、途中で切り返してきて、あとは延々上がり続ける……という状況になるのが一番ヤヴァイ。このときは大きな損失を負うだろう。

しかしながら、勝つときは唸る札束を手にすることができる。

  • マネーマネジメント機能搭載

ポジションの枚数はマネーマネジメント機能をつけてあるので、口座残高を取得して、それに対する指定比率のポジションを持つ。つまり資金が小さくなるとポジションも小さくなる。

ちなみにチャートの赤線と緑線は消し忘れのインジケータで、別に参照してはいない。

あ、今7000円くらいの含み益になった( ^ω^)

2016-07-08-USDJPY-2

やり方で重要なことまとめ

  • ドル円
  • ショートでのみトレード
  • ピラミッディングが全て
  • 逆指値は単なる転ばぬ先の杖
  • 逆指値はトレールする
  • 大きな利益だけを狙う

というわけだ。これが僕の短期売買である。これまでの苦労、検証、勉強、努力の結晶がこれだ。惜しげもなくさらけ出す男。

やっていれば気づく、この方法の利点

じつに単純な方法だと思う。だがトレンドフォロー型のピラミッディングをやっているとすぐにわかると思うが、そのうちにこの方法にうってつけの、極めて強力な相場がやってくるのだ。

それが指標発表である。あるいは、重大なイベントなど。

こうした一大事件が起きるとき、それが暴騰でも比較的高い確率で無事だ(直前まで運悪く下降トレンドで多くのポジションを持っていなければ)。

それがもし暴落だったら?

想像できるだろうか、とてつもない勢いで資産が増えていく瞬間を

つまり、これは幅の狭いレンジ相場でちょこちょこ小さな金額を稼いでいくことはせず、一発でいいわけ、俺たちは! という某ネ申配信者の言葉よろしく、一度にできうる限り大きな利益を根こそぎいただくことを目的としている。

そして、これは僕は確信しているのだが、我慢していれば遅かれ早かれそういうときがやってくる。

要するに悪材料だ下落だ、よーし売りまくれ、暴落させてやるぜ! というときのアルゴ先生の前に網をはっておいて、かかったところでその網で下に牽引してもらうわけだ。

あくまで僕がたどりついた戦略の説明であって、儲けを自慢するために書いているわけではないので、このくらいで説明は充分かと思う。

おわりに

これからFXをするという人は本当に生半可な気持ちで参加しないほうがいい。

理論も食らう、常識も食らう、怪しい情報も食らう、全てを利益につなげるために貪欲に食らい続ける範馬勇次郎のような覚悟が必要だ。

なお、このEAは売らないし、誰にも渡す気はない。ここまで書いているのだから自分でなんとかできないほうがおかしい。

誰かに頼って楽して儲けよう、儲かったら自分のおかげ、負けたら責任はおっかぶせようというとっとこアホ太郎は、とっとと回れ右して何かを勉強するという自分への投資をしたほうが万倍億倍よいだろうと思う。

まあ、本当のこと言っちゃうと、FXよりも株式投資(特に外国株)をメインに据えるのがおすすめだよ(^^)

さあ、あなたも今すぐドル円チャートを見て、何時間かして上がっていたら僕が損しているのでメシウマする仕事に戻るんだッ!

ばいばいちゃ!

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