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悪用厳禁! Tinderで外国人の女の子と付き合うための全ての手口 その5

   


Bessi / Pixabay

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【第四のルール 翻訳サイトの使い方】

ご存知の方も多いと思いますが、翻訳サイトにはそれぞれ癖があって、通常のふつうの日本語の文章ではなく、その癖に合わせた日本語を書くことが求められます。翻訳サイトは完璧ではないのです。

そこで、私がふだんから気をつかっている、というよりもはや呼吸と同じレベルで無意識に行っている翻訳サイトの使い方をご紹介します。

DeepL みらい翻訳

主に使うのはDeepLとみらい翻訳、それと念のための確認用にGoogle翻訳です。それぞれの仔細に渡る説明は避けますが、前者の二つは近年急激に優秀な翻訳サイトとして認知され、すでにある意味では不動の地位を確立しつつあるすばらしい翻訳サイトです。

DeepL
https://www.deepl.com/ja/translator

みらい翻訳
https://miraitranslate.com/trial

まずDeepLですが、PCがある方はサイトよりもアプリをダウンロードして使うほうが便利なのでおすすめします。みらい翻訳にもアプリがあればいいのですが、2021年5月15日現在、アプリはありません。熱望しています。

以前はDeepLのほうがみらい翻訳よりもすばらしかったのですが、最近のDeepLは何が起こっているのかわかりませんが翻訳結果のおかしいことがちょくちょくありますので、必ずみらい翻訳も併用しています。

まず、基本的な日本語の書き方ですが、たとえばロシア語の場合は最初のほうで書きましたとおり性がありますし、目上の人に対する言い方、対等もしくは目下の人に対する言い方でも変化しますので、それに対応した書き方を覚えなければなりません。

主要なものを簡潔にまとめましょう。

・あなた=Вы
・君、お前=Ты

Выは目上の人、もしくは仲良くなっていない人、あるいは店の店員や知人の家族など、丁寧に接する必要がある相手に使う言い方で、Тыはその逆です。つまり友達や恋人、目下の子供などに対してはТыを使います。翻訳では、あなたと書こうがお前と書こうが、ときどきВыになったりТыになったり意図しないほうになってしまうので、つど修正する必要があります。

DeepLはこの修正の際にとても優秀で、アプリ右側のロシア語翻訳結果のВыをクリックすると、別の候補がずらずらっと出てきますが、そこでТыを選択すると、それ以後の文章においてВыと揃えなければならない単語(たとえばВаш)もすべてТыで揃えてくれるのです(ВашならТвойに変えてくれる)。

・男性女性(書き手、読み手)

自分が男なら、たとえば「私は知っていた」ならЯ знал、女ならЯ зналаに変化しますが、これも翻訳サイトは正確には翻訳されません。どちらも出てくる可能性がありますので、つど修正が必要です。読み手の場合もそうで、相手が男でも女でも同様に修正しなければなりません。

基本的に本当に最低限、注意深く修正しなければならないのはこのくらいですが、どういうものをどういうふうに修正すればいいのかは、ロシア語の文法上のルールを知っていなければできませんから、最低限自分で勉強する必要があります。

翻訳サイトの日本語の書き方としては、主語は常に書くことを意識することです。日本語では主語を省いても意味が通じることが多いですが、英語でもロシア語でも、主語を省いてしまうと意味が通じなくなる場合があります(ただ英語に比べるとロシア語は主語を省いたり語順を変えても通じやすいですが)。

ですから、「私は~だ」といったように、「私は」のような主語は常に書きましょう。たとえば「大丈夫、すぐに死んだりしないよ」と言おうとして、これは自分のことを語っているのに、主語を省いたせいで翻訳結果が「相手がすぐには死なない」という意味になってしまうなど、場合によっては致命的なミスに繋がりますので、最も重要なのはやはりこの主語を省略しない習慣です。いつもいつも翻訳結果の間違いを相手に見逃してもらうことを期待するのはよくありません。お前は勉強する気がないのか? と思われますよ。

私達が日本語を一所懸命に勉強している外国人を見るととても心があたたかくなるように、外国人にとってもそれは同じことなのです。その外国人の母国語をがんばって身につけようとしている日本人を、誰も笑ったりしません。相手から見て、こちらが努力していることがはっきりわかるのならなおさらです。努力している姿を、結果でもって見せましょう。少し話はそれますが、相手が日本に興味を持ち、日本語を勉強し始めることも多々あります。そういうとき、発音が変だとか言い方がおかしいとか思っても、絶対に怒ったり笑ったりしないでください。あなたには傷つけるつもりがなくても、相手が傷ついてしまったら、それはあなたが悪いのですから。

複数の翻訳サイトで相互翻訳する

suju-foto / Pixabay

DeepLにもみらい翻訳にも得意な文章があります。

まず、DeepLでふつうに文章を書き、結果を確認して、前述のような性やТы、Выを修正します。それをコピーして、今度は左側に入れて日本語に再翻訳するのです。これで正確な文章になっていれば、多くの場合問題ありません。

問題は変な文章になってしまった場合です。

ご存知のとおり、各言語には必ずしも一対一対応する言葉が存在しているわけではありません。たとえば、有名なのは日本語の「よろしくおねがいします」です。あるいは「おつかれさま」もそうです。この言葉はロシア語に存在しません。翻訳サイトでうっかりこのような対象言語に存在しない言葉を使ってしまうと、変な翻訳になることが多いです。「お仕事おつかれさま」と言うとき、ロシア語ではたいてい「Молодец」の一言を使いますが、翻訳サイトではふつうМолодецは出てきません。Доброй ночи на работеなどとなったりします。本来意図とは違った文章になるので、このあたりはいろいろと調べて少しずつ覚えていくしかありません。

また、日本語にも語義の複数ある単語があるように、外国語にももちろんあります。ロシア語の例でいえば、たとえば「貧乏な」と「かわいそうな」に相当する単語が、同じ翻訳結果として出てくることがあります。「かわいそうになあ」と言いたいのに、「君は貧乏だ」なんて再翻訳になったら、すごく不安になるでしょう。なので、これらについても使い方を調べるか、あるいはまさに目の前にいる母語話者に質問してみましょう。大丈夫、優しく教えてくれますよ。

DeepLで再翻訳して正確な文章になったら、念のためみらい翻訳でも確認し、ダメ押しでGoogle翻訳で確認しましょう。そこまでやれば九分九厘正確です。

逆に、DeepLでは再翻訳で変な結果になったけれども、みらい翻訳やGoogle翻訳やBingで翻訳すると正しい文章になっているという場合、実は間違っているのは再翻訳後の日本語であって、ロシア語としては正しい結果になっているということもあります。そういうときは、そのまま送ってもたいていの場合は大丈夫です。むしろDeepLは余計な文章をカットしてこなれた文章にしてくれることもあります。

DeepLは文章を省略したりすることが多いので、母語話者から見ると翻訳結果がくだけすぎ、雑な表現になっているということもありえます。なので、このへんは実際の会話を繰り返しながら、癖をつかんでいくしかありません。

どちらかというとDeepLはフレンドリーな、現地の人が実際に使っている表現が比較的出てきやすい印象があり、みらい翻訳は平均的にはDeepLよりも正確さを優先した表現をする傾向にあるものの、少しかたい文章になりやすいという印象があります。以前はまた少し違ったので、時間経過に伴ってこの傾向はもっと変化していく可能性があります。

上手に翻訳サイトを活用しましょう!


次回、犯罪被害に遭遇しないために

多くの人と知り合いになると、当然やってくるのが詐欺師などの犯罪者との遭遇です。次回は実際に私がTinderで出会った詐欺師との実体験を介して、あなたの身の守り方をお教えします。

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